The Construction-Asbestos Lawsuit News
建設アスベスト訴訟で初めて東北で提訴(仙台地裁)された「建設アスベスト東北訴訟」。
原告10名(被災者は7名)のうち8名は、アスベストセンターの会員さんです。
前回の期日より、対・国とは和解手続きの確認が進められ、対・建材メーカーとは、原告一人一人の被害立証を行う段階に突入しました。
今回の期日では、2名の原告・被災者(溶接工と内装・軽天工)について、準備書面が提出され、次回期日では残る2名について被害の主張を行う予定です。
被告の建材メーカー12社のうち、7社から反論書面が提出されており、残る5社もこれから反論書面を出し、原告の主張を否定してくると思われます。
弁護団の太田事務局長は報告集会の中で、「被災者一人一人から丁寧に聞き取り行い、しっかりと準備して今後の被告建材メーカーの反論に応えていく。激しい戦いが予想されるが、全国でも同じ裁判が行われているので、共に協力して進める。」と力強く話しました。
次回の弁論期日は2022年2月7日(月)15時に指定されました。
事務局次長
尾形 海子(おがた ひろこ)
お困りのこと、ぜひご相談ください。「医療機関からCTやレントゲン写真を借りたいが、借り方がわからない」ときや「監督署へ相談に行きたいが、どう説明したら良いかわからない」ときなど、現場で皆さんのお手伝いができればと思っています。
事務局次長
田口 正俊(たぐち まさとし)
お一人で悩まずに、ぜひご相談ください。以前、建設業の労働組合におりましたので、特に技能者や一人親方の方、ご自分の働いた履歴や元請の証明、労働者性があるかどうかなど、お困りの時にご支援できたらと思っております。
委託職員
斎藤 洋太郎(さいとう ようたろう)
母と妻が、労災患者です(脳卒中と脊髄損傷)。趣味は、日本を含む東亜の文化です。被害者・家族の人権を守りましょう。