パネルディスカッション 中皮腫アスベスト被害
被災者の声と今後の対策

Panel Discussion



 世界第2のアスベスト消費国の地位を長年保っていた日本も、ようやくアスベスト禁止の方向に向かいつつあります。しかし「まだアスベストって、使っていたの?」というのが、多くの日本人の認識ではないでしょうか。もっとアスベストや悪性胸膜中皮腫やアスベスト肺癌の怖さが広く知られないと、これから始まる既存建築のリフォームや解体、アスベスト関連疾患の増加に対応できなくなるでしょう。2004年11月には、東京でアスベスト国際会議も開催される予定です。アスベスト。その実情と対策の現在を、是非知って下さい。また多くの方と語りたいと思います。

日 時:

2003年9月23日(火)
13:30〜16:30
 

会 場:

豊島区立勤労福祉会館
大会議室(6階)
参加費無料


《パネリスト》

1. 被災者本人-Aさん

 現在、悪性胸膜中皮腫で闘病中です。アスベストの恐ろしさを多くの方に知って頂きたいと、今回パネリストになってくださいました。病気の判明した昨年、相談された昨年秋、そして現在。病気の事、仕事の事、治療の事、アスベストの事、人生。インタビュー形式で、極力病気を抱えて暮らすお気持ちを語っていただこうと思います。

2. 外山 尚紀さん
(東京労働安全衛生センター/作業環境測定士)

●建築のアスベスト濃度と今後の対策

3. 永倉 冬史さん
(中皮腫じん肺アスベストセンター<準>事務局長)

●環境でのアスベスト・練馬区の問題・今後の対策

4. 古谷 杉郎さん
(石綿対策全国連 事務局長)

●日本と諸外国のアスベスト規制の動向・国際会議

5. 名取 雄司さん
ひらの亀戸ひまわり診療所 内科医)

司会・アスベストの総合的対策

6. 会場から

様々な、全国からの参加者からのご意見も伺います。