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中皮腫・じん肺・アスベストセンターは、中越地震における建築や水道管等の解体や改築に伴う石綿の飛散を懸念しています。11月3日には3名が今後の対策への予備調査として現地で視察と測定を実施致しました。今後も必要な活動を続けていく予定です。
なお11月1日毎日新聞が以下の内容で報道しています。この記事の中の、「防塵マスク1万個寄贈」は、異文化コミュニケーターのマリ・クリスティーヌさんらが計画されているものです。11月3日小千谷市役所でも、マリ・クリスティーヌ氏が同様の発言をされています。記事には、<市民グループ「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」(名取雄司所長)は1日、子供用の防じんマスク約1万個を現地に送ることを決めた。>とされておりますが、取材中での混同と後に確認されております。中皮腫・じん肺・アスベストセンターは別の形での貢献を予定しております。マスクの寄贈は、異文化コミュニケーターのマリ・クリスティーヌさんらが実施予定ですので、ご了承下さい。
新潟中越地震:防じんマスク1万個寄贈、NGOが計画--アスベスト調査も
新潟県中越地震で倒壊した建物から発がん性物質のアスベスト(石綿)が飛散する可能性があるため、市民グループ「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」(名取雄司所長)は1日、子供用の防じんマスク約1万個を現地に送ることを決めた。センターのメンバーは2日から被災地でアスベストの露出状況を調べる予定。アスベストは断熱材などとして建材などに使われてきたが、その繊維を少量でも吸い込むと、肺がんや中皮腫(胸膜や腹膜のがん)になる恐れがある。国内では10月から全種類が原則使用禁止になったが、既存の建物には大量に残っている。現地入りするのはセンターのメンバーのほかに、「アスベスト根絶ネットワーク」の永倉冬史代表、異文化コミュニケーターのマリ・クリスティーヌさんら。阪神大震災後に神戸市長田区などで約5万個の専用マスクを配ったクリスティーヌさんは、「どこでアスベストを使った建物が壊れているか、解体されているか分からない」と、マスク着用の必要性を強調する。