第2回 アスベスト・生命を見つめる フォト賞

The 2nd Photography Award

フォト賞の目的

アスベストは大きな被害を引き起こしてきました。アスベスト関連疾患の患者と家族のいのち輝く一瞬を伝えることは、アスベストの課題、生命(いのち)を見つめるきっかけになります。アスベストの作業をとらえた写真、アスベスト関連疾患の患者、家族、医療者、支援者らの交流をつづった写真などを募集します。

第1回アスベストセンター賞 フォト賞選考経過

フォト賞への応募は全部で18点あったが、本賞の「目的」に「人間や動植物の生命の輝く一瞬」と記載されていたため、多くの作品は、「生命」をイメージしたものであった。作品は、それぞれに写真へのこだわりを強く感じたが、アスベストに繋がるものではなかった。

アスベストセンター賞 20万円:該当なし

審査員特別賞 10万円:「アスベスト除去作業」

受賞者:木村  宏

年齢:46歳
居住区市町村:福岡県北九州市
職業:会社員

 

作品について:

撮影場所:福岡県北九州市門司区
撮影日:2022年11月
写真説明:
観光地にある古い建物。
その建物の階段天井部分に使用されていたアスベストを除去する際に撮影した写真。
多くの人が行き交う階段なので、安心して利用できるように丁寧に作業を行いました。

 

選評:

本作品は、アスベスト除去作業現場の写真である。除去現場の写真を表に出す努力を評価した。特殊な現場にいる方なので、もう一歩踏み込んだ表現を今後に期待したい。

 

受賞者コメント:

作品を選んで頂きありがとうございます。普段は景色などを撮っているのですが、仕事の最中に絵になる瞬間を思わず撮った写真が受賞できて大変嬉しいです。

木村宏

2024年7月16日現在

 

第2回コンテスト日程

応募期間 : 2025年3月25日(火)-2025年6月6日(金)必着*
      *郵送による応募の場合は当日消印有効
入賞者発表: 2025年8月予定
受賞作品 : アスベストセンター機関誌にて発表

アスベストセンター賞  : 賞状、副賞20万円
審査員特別賞(数点まで): 賞状、副賞10万円

審査員

今井明氏(写真家)、大島秀利氏(毎日新聞専門編集委員)、佐伯一麦氏(作家)

フォト賞の応募規定

対象作品

募集する対象は、アスベスト(石綿)に直接または間接的に関係する作品に限ります。関連疾患の患者さんやご家族、アスベスト関連の業務従事者、その他アスベストに関心のある方などが撮影したさまざまなシーン(素敵な、感動的な、印象的な、衝撃的な、など)の写真を主に募集します。撮影の対象は自由です。アスベストの課題、生命(いのち)を見つめるきっかけになる内容が望まれます。

 

応募方法

  • 応募作品は、自薦・他薦は問いません。遺作も可とします。
  • 既に雑誌、書籍、商業的なウェブサイトなどの媒体に発表された作品、および他のコンテストで入賞した作品は応募いただけません。
  • スマートフォンやデジタルカメラなど撮影機材を問いません。何気なく撮った患者、家族、支援者の様子も歓迎します。作品は、プリントしたものやデジタルデータでも可です。
  • 画質などに制限はありません。画像処理等の加工、合成写真は不可とします。
  • 写真説明(撮影場所、撮影時期、被写体との関係性、想いや状況など、写真に関するなるべく詳しい100字以内の説明文)をつけてください。
  • 応募作品の撮影日は問いません。
  • 応募は1人1点に限ります。組み写真ならば複数枚で1点として扱います。
  • ウェブからの場合は下記の応募フォームより応募してください((応募作品のファイルをGoogleドライブにアップロードするために、Googleアカウント でのログインが必要です)。
  • 応募方法が分からない場合は、電話か電子メールでお問い合わせください。
オンライン応募フォーム

郵送で応募する場合

郵送での応募 作品送付先

〒136-0071 東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル5F
NPO法人 中皮腫・じん肺・アスベストセンター
「アスベスト・生命を見つめる フォト賞」係

 

応募に関する注意点

  • 盗作、二重応募、類似、事実ではない創作作品の応募は固くお断りいたします。応募作品について、盗作等による著作権侵害の争いが生じても、主催者は責任を負いません。違反が確認された際は、受賞決定後も賞の取り消し、副賞の返還となることがあります。
  • 被写体の肖像権やプライバシーの侵害、タイトルと被写体の事実関係には十分ご注意下さい。応募作品について、肖像権・プライバシー侵害等の争いが生じても主催者は責任を負いません。
  • 応募作品は返却いたしません。。
  • 選考についての問い合わせには応じられません。
  • 受賞作品についての著作権は、撮影者に帰属します。ただし、アスベストセンターは受賞作品をアスベストセンターのウェブサイトやアスベストセンター関連の雑誌などに掲載させていただきます。
  • 受賞作品と発表内容は、新聞・テレビなどで報道されることがあります。
  • 受賞作品の発表では、アスベストセンターの機関誌紙面およびウェブサイトに、作品名と氏名(実名)、本人の同意を得た上で年齢、顔写真、居住区市郡、職業等を掲載します。ペンネーム、イニシャル等による発表はできません。

 

お問い合わせ

〒136-0071 東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル5F
NPO法人 中皮腫・じん肺・アスベストセンター
「アスベスト・生命を見つめる フォト賞」係
asbestosawards@gmail.com
電話:080-8217-5022(担当:尾形)