緊急支援!被災地のアスベスト対策ーマスク支援プロジェクトを始動!

特定非営利活動法人 東京労働安全衛生センター 事務局長 飯田勝泰

 地震・石綿・マスク支援プロジェクトは、中皮腫・じん肺・アスベストセンターと特定非営利活動法人東京労働安全衛生センターが呼びかけ、阪神淡路大震災から15年目を迎えた2010年1月、神戸で活動を開始しました。

 昨年9月、東京の中野区でマスクの展示会やイベント、シンポジウムを開催。今年1月には、ひょうご労働安全衛生センターが中心となり、神戸駅の地下の展示会場で震災とアスベストに関するパネル展示とマリー・クリスティーヌさんを迎えてのマスク教室を開催しました。

 今年、3月11日に発生した東北関東大震災と津波による未曾有の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 地震・石綿・マスク支援プロジェクトは、これまでの活動経験をふまえ、被災地での粉じん・アスベストによる二次被害を防ぐため、緊急支援として被災地に防じんマスクの配布活動に取り組み始めています。

 3月26日(土)から永倉冬史(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)、仲尾豊樹(東京労働安全衛生センター)の2名が、福島県安達郡大玉村にある全建総連福島県連の本部事務所を訪ね、ブルーシート100枚と生活用品、防じんマスクを届けた後、翌3月27日(日)には仙台市内に入りました。市役所に設置された災害対策本部に防じんマスク(N98)500個を届け、被災地で活動する自治体職員や市民の防じん対策 として使ってもらえるようにしました。

 永倉、仲尾は市内で地震による建物の倒壊状況を確かめながら、津波による甚大な被害を被った仙台市の若林区に入りました。何箇所かのポイントでアスベスト粉じんの測定を行いました。

 3月28日には、宮城県の南三陸町の災害対策本部に救援物資を運ぶ10トントラックに防じんマスク500個を載せ、現地に送っています。

 4月9-10日には南三陸町に入り、災害本部に防じんマスク500個を届けるとともに、被災地の粉じん・アスベスト調査を行いました。

 地震・石綿・マスク支援プロジェクトでは、阪神淡路大震災の教訓を生かし、被災地への緊急支援として防じんマスクを配布する活動はもとより、倒壊した建物や破壊された瓦礫に含まれるアスベストへの対策を支援していきたいと考えいます。

 被災地には粉じん対策用のマスクが十分にいきわたっていません。地震と津波による被害に加えて、将来にわたる粉じん・アスベスト被害を繰り返してはなりません。

 私たちができること・・・それは震災の被災者や支援者、子どもたちが、地震や津波の自然災害の脅威とアスベストによる健康被害にさらされぬよう、安全・安心な生活環境を再建していく取り組みを支援していくことだと思います。被災者と子どもたちが安心して故郷で暮らしていけるために、私たちができることをやっていきたいと考えています。

 地震・石綿・マスク支援プロジェトは当面、次の活動を行います。

  1. 被災地で活動・生活する人々に防じんマスクを配布・普及する活動
  2. 被災地で防じんマスクを適切に装着するための教育・啓発する活動
  3. 被災地のアスベスト対策に関する調査と提言のための活動
  4. その他、被災地の救援に取り組む個人・団体とのネットワーク形成の活動

ぜひ、地震・石綿・マスク支援プロジェクトにご支援下さい。

被災地に簡易式防じんマスク(DS-2またはN98)を配布するための緊急支援カンパをお願いします。 防じんマスクは、被災地の災害対策本部や支援活動団体を通じて、被災地の人々や ボランティアに配布されます

緊急支援カンパの送り先

郵便振替口座
地震・石綿・マスク支援プロジェクト 00130-3-290584

住所
136-0071 東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル5F
中皮腫・じん肺・アスベストセンター内
電話 03-5627-6007
FAX 03-3683-9766