だいじょうぶ? 被災地のアスベスト—マスク支援プロジェクトからの提案 in 仙台

 3・11東日本大震災から4か月が過ぎ、被災地では復旧・復興のため建物の解体やがれきの撤去作業が進んでいます。しかし、アスベスト(石綿)対策をしなければ建物やガレキに含まれるアスベストが飛散し、作業者やボランティア、住民、子どもたちが吸い込んでしまいます。

 アスベストは発がん物質です。アスベストを吸うと30年~40年の潜伏期間を経て、中皮腫や肺がんなどを発症する可能性があります。

 8月5日~7日、「だいじょうぶ? 被災地のアスベスト」をテーマにイベントを開催します。

 8月7日には作家の佐伯一麦さんの講演会を開きます。佐伯さんは電気工時代にアスベストばく露を受けて経験を著書『石の肺—僕のアスベスト履歴書』に記しています。

 期間中は震災とアスベストのパネル・写真展のほか、防じんマスクの展示やシンポジウムを開き、被災地でのアスベスト対策について考えます。参加は無料。ぜひご参加下さい。 (チラシ参照PDF)

■期間
2011年8月5日(金)~7日(日)

■会場
仙台市市民活動サポートセンター4階研修室5、セミナーホール(8/7のみ)
宮城県仙台市青葉区一番町四丁目1-3 Tel 022-212-3010

■主催
中皮腫・じん肺・アスベストセンター

■協力
特定非営利活動法人東京労働安全衛生センター/立命館アスベスト研究プロジェクト
(財)労働科学研究所/フィットテスト研究会/地震・石綿・マスク支援プロジェクト
アスベスト対策宮城センター/宮城アスベスト患者・家族の会

■後援
日本産業衛生学会震災関連石綿・粉じん等対策委員会(仮称)

プログラム

・期間中10時~20時

  • 着けてみませんか-アスベストから身を守る防じんマスク
    期間中、防じんマスク展示とマスクの着け方教室
  • 震災とアスベストのパネル・写真展
  • アスベストなんでも相談ホットライン<Tel 022-722-5882 10時~17時>

・8月5日(金)

13:00 大工さんに聞く・住まいのアスベスト
菅原喜東司(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)

15:00 再生砕石どこでもアスベストあり
斎藤宏(浦和青年の家の跡地利用を考える会)

・8月6日(土)

10:00 阪神・淡路大震災の教訓から学ぶこと
西山和宏(ひょうご労働安全衛生センター)

13:00 アスベストによる健康障害
広瀬俊雄(仙台錦町診療所・産業医学センター所長)

14:30 復旧・復興作業に携わる者のための呼吸用保護具の適正
使用に関する特別セミナー
フィットテスト研究会

・8月7日(日)

13:00 作家・佐伯一麦講演会「いま被災地からアスベスト禍を語る」

saeki

14:00 佐伯一麦さんとの対談 名取雄司(中皮腫・じん肺・アスベストセンター所長)

14:45 被災地のアスベスト問題シンポジウム
①被災地のアスベスト調査報告
外山尚紀(東京労働安全衛生センター)
②被災地の呼吸器疾患
矢内勝・阿部雅昭(石巻赤十字病院呼吸器内科)
③地震とアスベスト対策
南慎二郎(立命館グローバルイノベーション研究機構ポストドクトラルフェロー)
④マスク支援プロジェクトからの提案
永倉冬史(地震・石綿・マスク支援プロジェクト)