Voices 2008

2008年ホットライン、相談者の声

労災の逆転認定例

 当センターがかかわった労災再審査事案で、逆転認定されたものがあります。

  • 建設業で、粉じんばくろ期間のうち、「労働者期間+特別加入期間」が18年、事業主期間が22年。労働基準監督署は、事業主期間のほうが長いとして、労災を認めませんでした。しかし、労働保険審査会は、労働者期間に10年以上石綿を吸って石綿肺になったとして、労災を認めました。
  • 石綿製品・製造業で石綿肺となり、病気を苦にして自殺しました。監督署は、自殺の原因は石綿肺でないとして、労災を認めませんでしたが、審査会は実態を調べて、石綿肺と自殺の因果関係を認めました。

 建設業による石綿疾病などでは複雑な事案もあり、一旦監督署で認められないと、不服審査でもひっくり返らないことがあります。当センターの会員になっていただき、一緒に労災申請の準備や監督署との交渉などを行うことができます。

 また、地方公務員については、補償機関である地方公務員災害補償基金が、労災と異なり、『原則・公務外』という姿勢なので、簡単には認定されません。そのような現状を踏まえて、ご相談・ご支援いたします。